富良野でワーケーションした方の体験談です！

【食】

参加者ほぼ全員が富良野初訪問だったため、穴場などには行かず代表的な富良野の名所で食事をとるようにしました。初日の夜は予定していた懇親会場がお店側の都合で急遽使えなくなりましたが、代わりにと紹介された「AJITO」でしゃぶしゃぶを堪能しました。お店の方々も常連客の皆さんも楽しい方達ばかりで、初めての富良野、初めての北海道に緊張気味だったメンバーも打ち解けることができました。当社はフルリモートで業務を行っているため、これまでずっと一緒に仕事をしていますが、リアルでは初対面という方もおり、会場となった「AJITO」の気さくな皆さんのおかげで打ち解けやすい雰囲気になったと感じました。

２日目は懇親会など無く自由行動でしたが、夜はほとんどのメンバーが「くまげら」に集合しました。山賊鍋や富良野の郷土料理を堪能しました。WEBサイトでは予約できないことになっていましたが、一部メンバーがお店に直接伺って席を確保しました。

３日目は夕食時に全員で「ふらのワインハウス」を訪問しました。富良野の夜景を見ながらの食事は非常に楽しんでもらえたようですが、富良野ワインをたくさん買い込んだ社員がおり、この日の夜は大変なことになっていたようです。

４日目はNPO法人富良野自然塾の「植樹」後に解散しましたが、多数の社員がチーズ工房を訪れました。週末ということもありお目当てのピザは５０分待ちでしたが、非常に美味しいと好評だったようです。

【自然】

特に景色の良いところに行かずとも美しい風景が広がっている富良野市ですが、特に中富良野町の「ひつじの丘」からの風景が好評でした。風景よりもジンギスカンのお肉ばかりに目がいっているようでしたが、食事が始まるまでは展望スペースで絶景を楽しんでいたようです。

【アクティビティ】

あくまでも業務を行うため訪れたため、アクティビティは特に企画しませんでしたが、早朝「熱気球」体験など各自で申し込みして楽しんでいたようです。

【ゼロカーボン】

NPO法人富良野自然塾で「植樹」体験を行いました。富良野の森の中を散策させていただきましたが、人の手が入った森と手を入れていない森が獣道で区切られている場所があり、同じ森なのにあまりの違いに考えさせられました。どちらが良い姿なのか、人にとっては人の手が入った森のほうが明るくて印象良いが自然としてはどうなのかと、議論も起こっていたようです。

【人】

まだそれほど観光客の多くない季節ということもあってか、散策時に気さくに話しかけてくださる方が多い印象でした。当社のメンバーは全員、普段は在宅勤務でなかなか他人と直接会って会話をすることが少ないため、人との触れ合いに温かな気持ちとなった社員もいたようです。

また、滞在中は富良野市保健医療課の職員様と「地域医療」に関する情報交換並びに富良野市長様を表敬訪問する機会をいただくなど、有意義な時間を過ごすことができました。

【ワーク】

自宅の業務環境と比べると、特に今回はプログラマーを中心としたチームで訪問したこともあり、どうしても機材や設備面で不便を感じることがありましたが、チームビルディングという点では合宿というほど企画やイベントを詰め込んでいないワーケーションという形式でゆるく集まれたことがとても効果があったようで、事後アンケートではほぼ全員がその点での良い影響を感じたようです。

【滞在中に感じた課題】

課題というわけではないのですが、ホテルナトゥールヴァルト富良野以外に富良野市内に利用しやすいワークスペースが無く、中富良野町や美瑛町に行ってしまった従業員もいました。富良野市の街中にあるコンシェルジュフラノも悪くはないのですが、せっかく富良野を訪れたので富良野の景色を見ながら仕事をしたかったという声が多くあがっていました。またホテルナトゥールヴァルト富良野の環境が素晴らしいため、意識して外に出るようにしなければホテルに引きこもってしまいそうでした。

【富良野でワーケーション！オススメです】

当社は１２名、同伴家族も入れると１９名の大所帯でした。これだけの人数でワーケーションを実施するのは初めての試みだったのですが、エンジニアのエンゲージメントが非常に高まりました。

初ワーケーションの参加者が多く、しかもほぼ全員が初北海道訪問＆初富良野訪問だったのですが、滞在施設として利用したホテルナトゥールヴァルト富良野が素晴らしかったことと、観光シーズン前だったので各所で落ち着いた雰囲気で過ごせたことが非常に良かったようです。

参加した社員からは、また来年の夏に富良野でワーケーションしたいという声も挙がっており、富良野を選んだのは正解だったと感じています。それからNPO法人富良野自然塾の「植樹」は是非家族同伴で参加することをオススメします！