Furano ✖️ Workation Vol.111

富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2025年8月3日(日)〜2025年9月2日(火)30泊31日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 一名 |
主な行程 | 1日目:移動、へそ歓楽街「のんべぇ祭り」に参加
2日目:リモートワーク 3日目:リモートワーク、交流会 4日目:リモートワーク、「ふらっと」(ジム・プール) 5日目:リモートワーク 6日目:リモートワーク 7日目:富良野・美瑛観光、交流会 8日目:休暇(フリータイム) 9日目:リモートワーク、富良野自然塾「植樹」体験 10日目:リモートワーク 11日目:リモートワーク、 12日目:リモートワーク 13日目:リモートワーク、交流会 14日目:コンシェルジュフラノ屋上「夜空のテラス」でふらの花火大会観賞 15日目:休暇(フリータイム) 16日目:リモートワーク 17日目:リモートワーク 18日目:リモートワーク、交流会 19日目:リモートワーク、アサヒビールパーティ 20日目:リモートワーク 21日目:富良野演劇工場で「富良野やすらぎの刻」鑑賞 22日目:かなやま湖(南富良野町)ドライブ、交流会 23日目:リモートワーク 24日目:リモートワーク 25日目:リモートワーク 26日目:リモートワーク 27日目:リモートワーク、交流会 28日目:白銀荘(上富良野町)サウナ 29日目:休暇(フリータイム) 30日目:交流会 31日目:リモートワーク |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション展開費用助成金 |
利用ワーク施設 | まちなかオフィス(中富良野町) |
【食】
富良野市には、全国チェーンと呼ばれる飲食店は、ほとんどなく、個人経営のお店が中心です。個人店ならではの温かみを感じる料理を楽しむことができました。
「富良野の味」を楽しむには、実際に富良野を訪れるしかありません。
また、多くのお店が、富良野料飲店組合に加盟しているため、スナックを含めて“ぼったくり”の心配がないのも安心できる点です。
実際、そういったお店は富良野には存在せず、むしろ「この値段でいいの?」と驚くほどリーズナブルなお店も多く見られました。
観光客向けのお店もありますが、地元の人が普段から通うような気取らないお店も多く、長期滞在ではそうしたお店に足を運ぶ楽しみも増していきます。
【自然】
ワーケーションで訪れているので、1週間のうち5日間は、観光や遊びに時間を取ることはできません。
けれども、富良野のきれいな空気を吸ったり、買い物のついでにちょっとドライブするだけで、広い畑や山並みといった自然の景色が目に入ってきます。
特別なことをしなくても、日々そうした自然に囲まれて過ごすだけで幸せを感じられ、充実したワーケーションになりました。
【アクティビティ】
室内運動施設の富良野市中心街活性化センター「ふらっと」の月額会員になり、仕事終わりに通いました。
1か月5000円ほどで通うことができ、その他、1日券や回数券等もあります。施設も充実し、ジムとプール、浴槽付きのシャワールーム、グループレッスンを利用することができます。
また、ジムにはマシンだけでなく、ダンベルも置いてあります。施設は充実していますが、それほど混んでいなくて、マシン待ちをしたことは、ほとんどなかったです。
リモートワーク≒デスクワークですから、特に長期滞在の私にとってはとてもありがたかったです。
【ゼロカーボン】
NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹体験」に参加しました。
植樹する前に、スタッフの方と一緒に、森の中を散策し、植物のことを色々と教えてもらうことができました。
一見同じように見える植物も、触ってみると、葉っぱの感触が違うかったり、香水の原料となる葉っぱを揉むことで、香りを感じてみたり、Youtubeでは学びがたい、貴重な体験をすることができました。
【人】
地元の方々と話していると、「富良野の魅力に惹かれて移住してきた」という方が多い印象を受けました。
また、移住者であっても、富良野で生まれ育った方であっても、共通して富良野への愛着がとても強いことが伝わってきました。
そうした地元の方々が中心となり、地域を盛り上げるために様々なイベントが開催されています。実際に参加してみると、とても楽しく、次は、自分もその輪の中に加わって一緒に盛り上げたいと思えるような魅力を感じました。
【ワーク】
中富良野町にあるテレワーク施設「まちなかオフィス」の月額会員になり、滞在中はほぼこちらで日中の作業を行いました。
施設自体はそれほど大きくないですが、あまり混んでいないので、ほとんど当日予約で毎日利用することができました。
施設内は綺麗で、皆さん集中して作業されているので、自分も集中して仕事に取り組むことができました。
また、近くにランチスポットがいくつかあり、富良野市内に比べて混んでいないので、パッと入れて、仕事の合間にしっかり休憩を撮ることができました。
【滞在中に感じた課題】
富良野市内にはコワーキングスペースが無いため、高速な通信や、MTGスペースが必要な方は滞在施設のルーム内などで作業する必要があるかもしれません。(自分の場合は、テザリングの通信も遅かったです。)
これらの設備が整っていて、かつ、利用者同士のネットワークが広がるような施設があるとより、ワーケションの場所として特に選びやすいと思いました。
【富良野でワーケーション!オススメです】
富良野は、大都会にありがちな不便さやストレスを感じさせない環境で、自然に囲まれ、澄んだ空気の中でリラックスできます。人ごみは無く、それでいて地域の活気もしっかりと感じられるのも魅力です。
北海道は広大な土地のため、札幌や旭川、帯広といった都市では、車がないと移動が大変ですが、富良野市は中心地がコンパクトにまとまっているので、平日は車なしでも生活でき、週末だけ車を借りてドライブを楽しむことで、コストを抑えながら長期のワーケーションを過ごす。そんなスタイルも可能だと思いました。
私は「HOSTEL TOMAR」に1か月滞在しましたが、毎週のようにお祭りや花火大会、ビアパーティーといったイベントがあり、飽きることはありませんでした。まだ訪れられていないお店もたくさん残っているほどです。
都会の疲れを癒しながら、仕事と日常を無理なく両立できる場所。それが富良野だと実感しました。長期のワーケーション先としても、自信を持っておすすめできる場所です。