ワーケーションフラノ

EXPERIENCE
体験記事

Furano ✖️ Workation Vol.40

富良野でワーケーションした方の体験談です!

期間 2022年9月10日(土)〜2022年9月17日(土)7泊8日
滞在地(市町村) 富良野市
同行者の有無 無し
行程 1日目:中部国際空港より旭川空港へ空路移動後、富良野市へ
    富良野スキー場北の峰ZONEトレッキング
2日目:富良野市観光
    空知川カヌーツアー、富良野駅鉄道撮影
3日目:ワーク実施、懇親会参加
    ホテル「一花」、鳥沼公園より実務実施
    富良野ワーケーション実証参加者と懇親会
4日目:ワーク実施、特産品の地産地消実施
    コンシェルジュフラノより実務実施
    特産品の地産地消のため「ふらの和牛」を購入しホテルにて調理
5日目:ワーク実施、イベントへ参加
    ホテル「一花」より実務実施
    ふらの演劇工房が実施した「富良野やすらぎの刻」に参加
6日目:ワーク実施、ワイナリー見学
    ホテル「一花」より実務実施
    ホテル経営のワイナリー見学
7日目:富良野市の花畑を巡った後、SNSにて交流のある店舗訪問後に
    旭川空港より羽田空港へ空路移動
    ヒマワリ畑など富良野市にある花畑を見学
    SNSで交流のある札幌市、釧路市の飲食業者を訪問
利用支援制度 富良野市ワーケーション実証費用助成金
利用ワーク施設 ホテル&コンドミニアム一花
コンシェルジュ フラノ

【食】

富良野へ来たらオムカレー、ソーセージは食べたいと思い、事前に情報を集め、今回は「くんえん工房Yamadori」を訪問。

決め手となったのは、北の峰旅館組合さんが作成したYoutube動画でした。富良野市のお店を知るのに良い動画です。
これから来られる方は、一度見ておくと商業系食の情報サイトでは分からないお店の雰囲気が分かります。
「くんえん工房Yamadori」のオムカレーは、女性でも食べやすい小ぶりなサイズながらスパイスが効いて満足度が高いです。

こちらのお店らしいベーコンが乗っているのもポイントが高い。
一緒にソーセージも頂いたのでおなか一杯、気持ちも満足な一食でした。

北の峰旅館組合:https://kitanomine-furano.com/
動画:https://www.youtube.com/channel/UC8N07kxc-u5ygtd_jChPkiQ/videos
富良野オムカレー:https://www.furano-omucurry.com/


くんえん工房Yamadori

【自然】

市街地の周りにある花畑や牧場、スキー場など距離が近く、簡単に行き来できるので、仕事前や合間に自然の中へ行けるのがワーケーションに適していました。

富良野はラベンダーのイメージが強いのですが、時期的に景観緑肥の広大なヒマワリ畑があったのが印象的です。


ひまわり畑他

【アクティビティ】

今回は、台風の影響で雨の日が多い中、空知川のカヌーツアーへ参加しました。

当初は早朝に出発する予約でしたが、天気予報からガイドさんの判断で8時スタートへ変更。

おかげで雨に合わずに漕ぐ事が出来ました。

こういう所、地元のガイドさんに頼むと安心して任せられます。

紅葉の走りが見られ、水量のある川らしいちょっと急な流れの場所もある、見どころあるツアーでした。

他にも富良野演劇工場、ワイナリー見学といった富良野ならではの施設へ訪問できました。

天候が悪い中でも楽しめるアクティビティがあり、充実したワーケーションとなりました。


カヌーツアー他

【人】

今回はワーケーションで巡った先で、ワーケーションに関連する話を聞いて回りました。

カヌーガイドを行っていただいたウッキーズさんからは、「コロナの影響等による補助事業で市内の光回線などの通信環境整備が進んだ」との話が。

ワーケーションが行いやすいインフラ整備が進んでいるようです。

コンシェルジュフラノ内の「BARISTART COFFEE FURANO」、ホテル「一花」のスタッフからは、ワーケーションを行う人は着実に増えているとの話が。

それでもコロナ前はスキー客などで年間かなりの数の観光客が来ていたが、今は減っているとのこと。
ワーケーションを行う人の情報発信から、スキーだけではない魅力の発信が必要なようでした。


カヌーガイドさんとの1枚

【ワーク】

通信環境の整備が進んでおり、Wi-Fiルーターを持っていれば、鳥沼公園など自然の中からも仕事が可能です。

リモートワークがしやすい環境でした。

コンシェルジュフラノではオンライン会議を行うプライベートな空間がなく、ホテルの部屋から行う必要があり、状況に応じて仕事場所を選択する必要があり、事前にこういったテレワーク環境が分かると予定が立てやすく便利かと思います。

阿寒湖のようにホテルがワーケーション施設を用意しているところもあります。

行政だけではなく、市内の旅館業組合などと連携・役割の中で住み分けをするとテレワーク環境はもっとよくなりそうです。

参考:https://www.tsurugagroup.com/plans/workation/


ワークの様子

【滞在中に感じた課題】

全体として必要な情報にたどり着く入り口が分からないのが課題と考えます。

富良野市、旅館業組合など個々に情報発信をしていて繋がりがないので、せっかく来た人が泊まるだけとなり、市内での消費に繋がっていないのではないでしょうか?

ポータルサイトによる情報の一元化を行い、コンシェルジュやアンバサダーといった人材でなくても構わないので、地域の良いところを教えてくれる人が集まる場所・空間があると良いですね。

一方通行ではない富良野市に住んでいる人と訪れる人の双方向の繋がりがあれば長期的な需要につながります。

 

また、「ふらの大地和牛」といった食のブランドがあっても地元で有効に利用されていないようです。

消費の問題で地産地消が難しいのでしょうが、ホテル等での積極的な利用が進めば、そこからブランドの全国発信につながると考えます。

今回のワーケーションでは、地元のお店で「ふらの和牛」を購入でき、ホテルの部屋で調理して美味しくいただくことができました。

滞在したホテルの部屋にはキッチンもあり、調理するのは長期滞在の魅力ですが、この様にしないと地元の食材が食べられないのは寂しいところです。

 

昨今のワーケーションは、ただの観光の一形態となっている傾向が多いので、今後はワーケーションに来る人同士と富良野市が繋がり新たな事業を創出する、そんな発展ができることを願っています。

【富良野でワーケーション!オススメです】

富良野市は遊びと食が近いところにあり、ちょっと工夫すると楽しいことがいっぱいです。

そのためにも事前に調べておくと良いのですが、困ったらSNSを検索して富良野市の人や情報発信している人を探しておくと色々聞けますよ。

美味しいお店は「食べログ」より地元の人に聞くのが一番です。

 

子供がいる場合は、Wi-Fiルーターなど自分で使える機材があると場所にとらわれずに仕事ができ、子供が公園や牧場で遊んでいる間に自分も仕事ができる、そんな働き方が可能です。

 

ワーケーションなので、全力で楽しみましょう。

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