富良野でワーケーションした方の体験談です！

【食】

普段から「北海道産」の野菜等をいただく機会が多いのですが、鮮度という観点では今まで食べていた野菜等と違うものではないのかと思うほどの新鮮さを感じました。

日頃からこの味覚を味わうことができる地元の方々が羨ましい限りです。スープカレー、ジンギスカン、ラーメン、寿司、イタリアン、スイーツまで富良野市内のグルメを堪能。飲食店のクオリティの高さに満足しました。

また、今回は冬の富良野ということもあり、雪景色を楽しみながらの食事も、居住地（静岡県）では経験できない景色だったので、味覚だけではなく視覚も楽しめることも魅力の一つでした。

【自然】

12月上旬のワーケーションで、ちょうど雪が積もり始めるタイミングで滞在することができ、雪景色に変わる風景を感じることができて良かったです。

また、晴天に富良野スキー場エリアから映える十勝岳連峰の眺望がとても綺麗でした。

【アクティビティ】

冬の富良野・美瑛エリアをドライブで楽しもうということで、雪道運転は少し不安でしたが、様々な観光スポットを見て回りました。

美瑛町では「青い池」や「白ひげの滝」などを訪れ、「青い池」は積雪の影響で「白い池」に変わっていましたが、「白ひげの滝」は冬ならではの幻想的な風景に感動しました。

広大な北海道、目的地まで続く道の一つ一つがとても美しく、ワクワク・ドキドキしたドライブを楽しむことができました。

【ゼロカーボン】

NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「ウッドバーニング体験」に参加しました。

富良野まで訪れる際に生じるCO2を富良野で「植樹」してCO2を吸収するゼロカーボントラベラーの取組はとても素晴らしいと感じました。

また、やみくもに「植樹」するのではなく、周囲に自生している木々の種子を採取して育てるという取り組みも、その土地の植生を大切にしているという思いが感じられて素晴らしいと思いました。

【人】

短い期間の滞在でしたが、恐らく、ワーケーションでなければ知り合うことができない方々（市役所職員、地域おこし協力隊員、NPO法人スタッフ、飲食店）と繋がりを持てたことが、観光と異なるワーケーションの魅力であり醍醐味であると感じました。また初対面でもお互いに助け合う優しさを感じることができました。

【ワーク】

自分が働いているオフィスや在宅とは環境が全く異なる（特に「雪」の存在）空間で仕事をしていると、外を見るだけでもリフレッシュすることができ、メリハリのある仕事をすることができました。

また、今回の訪問目的の一つである社内におけるワーケーション制度の導入検討に向けて、市役所担当者から企業や個人のワーケーション受入の状況などをヒアリングすることができて参考になりました。

【滞在中に感じた課題】

今回のワーケーションは、冬（雪）の時期だからかもしれませんが、雪に慣れない県民からすると、雪国に対応できる服装等を準備しなければならず、夏の時期に比べると荷物量が増えて、気軽に訪問することは難しいと感じました。※特に居住地（静岡県）では、ほとんど雪が降ることはなく、雪道における車の運転や歩き方一つとっても経験がないため・・・。

インターネットで調べれば、冬対策の情報は出てくると思いますが、富良野市として冬の北海道（富良野）で過ごすための服装チェックリストや注意事項等を事前に知ることができる情報があると助かりました。

【富良野でワーケーション！オススメです】

冬の富良野市は一面が雪に覆われ、まるで別世界のような美しい景色が広がり十勝岳連峰の山々と真っ白な雪原を眺めながら、静かな環境で集中して仕事ができます。ネット環境もしっかり整っているのでリモートワークには最適です。

スキーやスノーボードを楽しむ海外からの観光客も多く、語学力は必要になりますが、海外へ行かなくても生きた語学を学べる環境など、自己のスキルや価値観を広げる可能性を持ったエリアだと感じました。

今回は滞在期間が短く、ウインタースポーツはしませんでしたが、次回はパウダースノーを思いっきり満喫してみたいと思いました。

また、富良野の冬のグルメも魅力的です。地元の美味しい店と料理で疲れた頭や身体をリフレッシュすることができます。

静かな環境で仕事の効率を高めたい方や冬のアクティビティやグルメを楽しみたい方に、富良野市でのワーケーションは是非オススメします。普段の生活では味わえない非日常の働き方・暮らし方を感じることができます。