Furano ✖️ Workation Vol.49
富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2023年2月22日(水)〜2023年2月27日(日)5泊6日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 友人1名と実証 |
行程 | 1日目:旭川空港⇨美瑛(道の駅でワーク)⇨宿(ワーク) 2日目:旭山動物園 3日目:宿(ワーク) 4日目:スキー 5日目:午前中スキー、午後ワカサギ釣り 6日目:宿(ワーク)⇨美瑛(道の駅でワーク)⇨旭川空港 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション実証費用助成金 |
利用ワーク施設 | 宿(ペンションラベンダー) |
【食】
今までの北海道に対する食のイメージは、海鮮がダントツに強かったが、今回、富良野でのワーケーションを通して、振り返って見ると、毎食、肉があり、ラムしゃぶ、チキンスープカレー、富良野和牛のステーキ、富良野豚スペアリブなどいろんな肉を使った料理を満喫できました。またスープカレーやオムカレーといったカレーメニューも富良野の名物グルメであることが初めて知り大変美味しく頂きました。富良野オムカレーや交流会で利用したフラノフレンチ岳のコース料理など、どちらも地元産の食材をふんだんに使った料理でしたので、初めて訪れた人たちに、こうした地産地消グルメやメニューを宣伝したほうが良いと思います。
【自然】
冬の富良野の自然を是非見にいらしてください。
風で空を舞う雪が日に照らされた時、キラキラ光るダイアモンドダストや、広い雪原の大地を走る列車、森の中に隠れている動物たち、新雪に残る可愛い動物の足跡・・・きっと毎日が新しい発見で胸がいっぱいになると思います!
【アクティビティ】
冬の富良野と言ったらスキーは外せないですね。
雪は水分を含んでいないので、軽くて滑りやすいし、気温が低い分、1日中良い雪質を保つことができます。
ナイターは寒くてなかなかハードルが高いと思いますが、その分人が少なく、ゲレンデーは貸し切り状態になります!
スキーをされない方は、是非スノーシューをやってみてください。一面に広がる雪の世界で最初に自分の足跡を残すことが普段と違う達成感を感じることができると思います。
【人】
富良野の人は、みんな温かくて優しいです。宿やレストランで出会った方々が明るくて、誰とでも楽しく会話できます。
また、シェフが偶然居合わせた漁師さんと飲んで友人になり、旬の魚介がレストランまで送られてきたというエピソードは衝撃でした。みんなでワイワイお酒を飲み、話が広がるのが楽しくてしょうがないです!
【ワーク】
今までいろんな場所でワーケーションを実証してきた結果、基本的にどこでも仕事できるという自信があります。例えば、車の中で、レストランで、画面共有しながらの電話会議やパソコン作業についても検証してみました。
それ以外に、散歩感覚でスノーシューしながら携帯からの電話会議参加やメールの返信なども検証できました。さらに休憩時に、ふかふかの雪上に座って、ガイドさんが淹れてくれた熱々のミルクティーを飲みながらパソコンを使った作業もしてみました。氷点下であるため、長く手袋なしでキーボード打てなかったが、冬の富良野こその面白いワーケーション体験ができました。
【滞在中に感じた課題】
・移動
基本的に移動は車か徒歩になりますが、乗合タクシーや、バスなどを増やすと宿泊先(北の峰エリア)から市内へはもう少し頻繁に行けたと思います。
・ペット同伴の長期の宿泊(1ヶ月単位)
ペット同伴で長期滞在できる施設は、ほとんど無いのが現状であり、市が空き家などを改修し、そのような滞在施設を作るのも良いと思いますし、不動産会社と連携して作りだすのも良いかと思います。また、観光協会と宿泊施設が連携し、お試し宿泊施設として実証してみるのも良いかもしれないです。
・関係人口の将来性
富良野の方との繋がりの維持についてまだ少し不足を感じています。関係人口を増やす目的として、一時的に名刺交換の繋がりで止まる関係ではないと思いますが、今後、継続的にコミュニケーションするきっかけまで至っていないと思います。
手っ取り早いのは、仕事上の繋がりや、趣味の繋がりを作るのが良いのですが、終了後、市としてのフォローも必要かと思います。(例えば、農業に興味がある方なら、それに合わせ農家などの繫がりを作っておけば、次回の富良野訪問にも繋がると思います。)
・富良野への理解を深める
基本的に自由活動で、全てのプランは自分で組むことにより自由性があって、助成を受ける側としては非常にありがたいですが、市としてはなんらかのプラン(観光地巡りや、XX体験など)を出していただけると、富良野への理解は深まり、訪問頻度を増えて、移住などにも繋がるかと思います。
【富良野でワーケーション!オススメです】
5泊6日のワーケーション実証、普段の在宅勤務のときより、今回の富良野滞在は規則正しく、充実の毎日を過ごせることができました。
- 十分な睡眠を取れて、毎朝しっかり朝食を食べてから元気いっぱいの状態で仕事、またはアクティビティ体験を始める こと
- 毎日美味しい地産食材を使った食事をすること
- スノーシュー、スキー、ワカサギ釣り、旭山動物園など冬の北海道にしかないアクティビティを満喫すること