ワーケーションフラノ

EXPERIENCE
体験記事

【個人】Furano ✖️ Workation Vol.130

富良野でワーケーションした方の体験談です!

期間 2026年6月16日(火)〜2026年6月30日(火)14泊15日
滞在地(市町村) 富良野市
同行者の有無 一人
主な行程 1日目:移動。富良野市内の案内、ふきのとうで交流会

2日目:ワーク、交流会

3日目:ワーク

4日目:ワーク

5日目:美瑛観光、スナック接客体験

6日目:ワーク

7日目:アグリワーケーションツアー参加、交流会

8日目:アグリワーケーションツアー参加、交流会

9日目:アグリワーケーションツアー参加

10日目:アグリワーケーションツアー参加、交流会

11日目:アグリワーケーションツアー参加

12日目:スナック接客体験

13日目:交流会

14日目:ワーク

15日目:ワーク

利用支援制度 富良野市ワーケーション展開費用助成金
利用ワーク施設 Cafe lounge EVELSA

短期滞在住宅(アパート)

【食】

富良野で、一番驚いたのは、毎日野菜を食べたくなったことでした。普段の食生活では意識しないと不足気味になってしまうのですが、滞在先近くの「富良野市場 直売所」で、その日食べる野菜を選ぶことが滞在中の楽しみのひとつになっていました。

特に旬のアスパラのおいしさはダントツで、焼いただけでメイン料理になるほどのおいしさでした。素材の味がしっかりしているので、味付けは塩こしょうだけで十分。持参した調味料の出番はほとんとありませんでした。富良野産のお米も格別で、気づけば野菜とお米ばかり食べていた気がします。

外食は14店舗ほど巡りましたが、特に印象に残ったのは「cafeゴリョウ」「zakka & cafe koti(コティ)」です。地元食材をふんだんに使った丁寧な料理を味わい、富良野ならではの食の豊かさを感じました。

【自然】

富良野では「自然に囲まれて暮らす」という感覚が強くありました。生活環境は整っていますが、建物の向こうには山並みが広がり、買い物へ行く途中も、緑の景色が自然と目に飛び込んできます。車に乗っていても、窓の向こうには一面の畑と山々。フロントガラスいっぱいに風景画のような景色が広がり、なんとも贅沢な気持ちになりました。

東京にも自然はありますが、大きな違いは、自然が特別な場所ではなく、暮らしの一部としてあること。その環境が、知らないうちに心身をリラックスさせてくれたように思います。

また滞在中には、美瑛の「青い池」「望岳台」、富良野市の「原始の泉」にも足を運びました。青い池は、見る時間や天候によって水面の色が変わる幻想的な景色が広がり、望岳台では、十勝岳連峰の雄大な景色が目の前に広がり、北海道ならではの雄大な自然も満喫しました。

【アクティビティ】

5日間のアグリワーケーションツアーに参加し、メロン農家の「守田農園」での農作業体験しました。実際にやってみると、想像以上に地道で体力のいる仕事です。長時間中腰での作業も多く、まさに体力勝負でした。一方で、汗をかいた後の心地よい疲労感や、休憩時間に畑で採れたばかりのさくらんぼを味わうひとときは、何ものにも代えがたいもので、自然の中で働く魅力も感じます。

また、農業に対するイメージも変わりました。これまでは「作物を育てる」ことそのものに意識が向いていましたが、実際には天候や価格変動などさまざまなリスクと向き合いながら、何を育て、どう販売するかを考える経営視点が欠かせないというお話を伺いました。作業だけでは見えない農業の奥深さに触れられたことも、大きな学びです。

その上で農作業体験は、足腰を鍛えられたり、自然に触れられたりと、心身を整える時間にもなっていました。アグリワーケーションツアー後半のプログラムで、半農半画家として活動されているイマイカツミさんのお話を伺い、農業と本業を組み合わせた働き方に強い関心を持ちました。

【ゼロカーボン】

NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹」体験に参加しました。NPO法人富良野自然塾では、森を歩きながら自然の成り立ちや植物の役割について学び、最後に実際に「植樹」を体験しました。ただ知識として理解するだけではなく、自らの手で木を植えたことで、自然は未来へ受け継がれていくものなのだと、より深く感じることができました。

そして、その気づきは富良野での暮らしともつながっていきました。14種類に分けるごみ分別、農業体験で触れた土づくり、そして毎日いただいた新鮮な野菜。「育てる」「食べる」「分別する」という営みは、それぞれが独立したものではなく、一つの循環の中でつながっていることを実感しました。

環境への配慮とは、特別な取り組みではなく、未来につながる日々の小さな選択の積み重ねなのだと思います。そのことを実際の暮らしの中で体感できたことは、今回のワーケーションで得た大きな学びでした。

【人】

一番面白かったのは、地域の方との何気ない会話です。「守田農園」での農作業体験や、「Music Pub ミカド」での接客体験では、「最近どう?」「今日は暑いね」といった何気ない話から、熊の話や農業のこと、その土地での暮らしへと自然に話題が広がっていきました。何かを教えてもらうというより、その場の空気や日常を共有する時間だったように思います。また、地域の方々と交流できる機会を数多く設けていただき、宿泊施設「和み村」を運営する中村さん宅で行ったバーベキューも、色々な方とお話ができて貴重な場でした。

ネットやAIで多くの情報が手に入る時代ですが、その土地で暮らす人との何気ない会話や、その場の空気感は、実際に足を運ばなければ得られません。その土地を知ることは、その土地で暮らす人を知ること。今回のワーケーションを通して、地域の方々と過ごした時間こそが、富良野という土地を最も深く知るきっかけになったと感じています。

【ワーク】

滞在中は、コンシェルジュフラノ内にあるカフェ「Cafe lounge EVELSA」、もしくは滞在していた短期滞在住宅(アパート)が快適だったので、その2か所で仕事をしていました。東京では、仕事をしようと思ってもカフェが満席で入れないことが少なくありません。しかし富良野では、ゆったりとした空間で落ち着いて仕事ができる環境があり、それだけでも大きなストレス軽減につながりました。

また、広々とした景色の中で過ごしていると、日々の業務をこなすだけでなく、「これからどんな仕事をしていきたいか」「今後どんな働き方を選びたいか」といった、普段は後回しになりがちなことをじっくり考える時間を持つことができたと思います。ワーケーションは、作業をこなすだけでなく、仕事との向き合い方を見直す時間でもあるなと思いました。

【滞在中に感じた課題】

地域の方やアグリワーケーションツアー参加者の皆さんはとてもフレンドリーで、気づけば毎晩のように飲みに出かけていました。新しい人と出会い、話をすることが好きな私にとって、それは何より魅力的な時間でした。「せっかく富良野にいるのだから」という気持ちもあり、自然と交流を優先していたのだと思います。

一方で、時間や体力は限られています。仕事に集中する時間、地域の方と交流する時間、そしてしっかり休む時間。そのバランスは誰かが決めてくれるものではなく、自分の体力や性格に合わせて、自分自身で設計していくものなのだと実感しました。

交流を楽しみながら、仕事の成果も出し、健康も維持する。ワーケーションでは、自分に合った過ごし方を自分で設計することも大切なのだと思います。次回は今回の経験を生かし、自分に合った過ごし方を意識したいと思います。

【富良野でワーケーション!オススメです】

富良野では、自然とともに暮らし、働き、人とつながる営みが、特別なことではなく日常として根づいていました。そこで過ごす時間を通して、その土地ならではの価値観や暮らし方に触れ、自分自身の働き方や生き方を見つめ直す機会にもなりました。

富良野市では、農業体験や地域交流など、地域と自然につながるさまざまなプログラムも用意されています。それらを入り口に、自分なりの興味を広げていけることも、このまちならではの魅力だと感じます。

ワーケーションは、仕事をする場所を変えることではなく、自分の暮らし方や働き方を見つめ直すきっかけになるものだと思います。少し立ち止まってこれからの自分を考えたい方にも、富良野でのワーケーションをおすすめしたいです。

 

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