富良野でワーケーションした方の体験談です！

【食】

滞在中、いろいろなグルメを食べてきましたが、一番お気に入りの一品料理は海鮮丼でした。ホテルの朝ごはんでは、食べ放題の海鮮丼が堪らなく、毎日いっぱい食べました。他の料理としては富良野野菜カレーと肉料理も美味で、夏の余韻と秋の凄さを舌で感じました。ジンギスカン白樺富良野店の肉も美味しく、レモン汁の酸味でより一層肉の旨さを昇華し、瞬間に口の中に溶けちゃいました。富良野に来たら、ぜひ海と山の幸をオススメします。

【自然】

前回の富良野旅行は10年前でしたが、友達と一緒にラベンダー畑を歩き、北海道の夏の暑さを感じたことを思い出しました。今回は秋なので、ラベンダーは咲いていませんでしたが、他の自然景観や観光スポットも魅力的でした。旭岳の巨大火山群を見に行って、透明な湖と初冠雪の雪山も綺麗でした。美瑛町では人気一番の青い池も観光客で賑わっていました。秋（１０月中旬）の富良野は平均気温が約１５℃と寒いので、特に山岳を訪れるときは厚手の服装がおすすめです。

【アクティビティ】

富良野市のチーズ工房でアイスクリーム作りの体験を参加しました。材料と機械があれば、アイスクリーム作りは意外と簡単でした。可愛い牛柄のエプロンを着て、冷凍機械でアイスクリームが出来るまでに、アイスを載せたクッキーも作りました。ご当地の新鮮の牛乳はやはり市販のものに比べて、さらに美味しく感じました。その他、チーズ工房は他のチーズ作りの体験コースもありますので、次回は是非参加したいと思います。

【ゼロカーボン】

NPO法人富良野自然塾の植樹体験をしました。ゴルフ場跡地に木を植えて、森林を再生するという自然返還プロジェクトを初めて体験し感動しました。いろいろな種類の苗木を植えることで市民や観光客にとっても環境問題を考える上で意味があると感じました。苗木を植える行程はスタッフから説明を頂き、植樹後、苗木を植えた緯度・経度の位置が記されたゼロカーボントラベラーの認定書をいただきました。今後、自分が植えた苗木が健康に成長するかな～と気になって、来年また様子を見に来たいと思いました。因みに、植樹エリアには野生の鹿の糞がたくさんありますので、気をつけてくださいね。

【人】

富良野市を訪れた初日の夜に交流会を開催してもらい、他グループのワーケーション実証者、地元で飲食店を経営されている方、市役所の職員、地域おこし協力隊員、富良野自然塾スタッフなど多くの方とお話しする機会があり、いろいろな情報や経験を伺いました。やはり北海道の人は親切な方が多いと思いました。また、富良野市内にはインバウンドで訪れる方を対応するために、ホテルや飲食店にも外国籍の従業員が意外と多かったです。富良野市は外国人の受入態勢など先進的で国際観光エリアだと感じました。

【ワーク】

ホテルナトゥールヴァルト富良野で三日間リモートワークを実施し、ほぼ完璧の設備と環境のおかげでルーティンワークと重要なオンライン会議も問題なく行うことができました。ホテル二階のシェアラウンジにあるセミクローズの個室ブースを利用し、フルクローズでは無かったものの、一定のプライバシーを守れることがとても良かったです。

仕事時間の配分は在宅勤務と変わりませんでしたが、在宅との相違点は休憩時間の合間にホテル周辺の朝日ヶ丘公園へ散歩し、富良野の綺麗な景色と植物をみてストレスを発散できた点です。

【滞在中に感じた課題】

ネットでいろいろ調べましたが、秋のシーズンは体験アクティビティ少ないと感じました。紅葉シーズンでしたが、夏のラベンダーシーズン、冬のスキーシーズンと比べ、観光客は明らかに少なかったです。秋には秋らしい自然を体験できるアクティティやプログラムがあったらいいな～と思います。例えば、夜間動物観測コース、一夜の星空観測キャンプコースなど・・・。

【富良野でワーケーション！オススメです】

ホテルでのリモートワークは、在宅と遜色なく順調に仕事ができました。リモートワークするための設備は、ほぼ完備だと思います。仕事場所は客室および二階のシェアラウンジやセミクローズの個室ワークブースも利用できるし、無料のドリンクバーもありますので大変ありがたいです。仕事の合間にホテル周辺の自然と景色も楽しめるので、是非、富良野のワーケーションを体験してください。