Furano ✖️ Workation Vol.82
富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2024年7月17日(水)〜2024年8月2日(金)16泊17日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 家族3名(本人+子2名) |
主な行程 | 1日目:移動、買い物 2日目:リモートワーク 3日目:リモートワーク 4日目:星野リゾートトマム、なんぷアドベンチャーパーク 5日目:ファームズ千代田、四季彩の丘 6日目:リモートワーク 7日目:リモートワーク 8日目:リモートワーク 9日目:リモートワーク 10日目:市長表敬訪問、交流会 11日目:ふらのジャム園 12日目:北海へそ祭り 13日目:旭山動物園 14日目:リモートワーク 15日目:リモートワーク 16日目:リモートワーク 17日目:富良野チーズ工房、移動 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション展開費用助成金 |
利用ワーク施設 | 短期滞在住宅(アパート) |
【食】
富良野の市街地を中心に美味しそうなお店がたくさんあり、平日は仕事の休憩時間にいくつかお店を巡りました。どのお店も美味しかったですが、中でも「Cafeゴリョウ」のグリーンカレーは夏野菜がたっぷりで、スパイスの香ばしさとココナッツの甘みが重なってとても美味しかったです。
その他にも、富良野のスーパーでは地元の農家さんが育てた野菜や果物が売られていました。普段あまり見かけない野菜を買って自炊したり、旬のメロンやスイカを買って食べたりするのも楽しかったです。
【自然】
ラベンダー畑を巡ったり、河川敷を子どもたちと散策したりしました。滞在中に「ラベンダーフェスタかみふらの」(上富良野町)が開催されており、はじめてライトアップされたラベンダー畑を見ました。暗いなか一面紫に光り輝くラベンダー畑はとても綺麗で幻想的な雰囲気でした。眠くてテンションが下がっていた子どもたちもラベンダー畑を興奮気味に走り回っていました。
また、滞在場所から徒歩圏内に空知川があり、子どもたちの幼稚園が終わった後に河川敷をゆっくり散策しました。川の流れる音やセミの鳴き声を聞きながら、子どもたちとその日の出来事を話す時間はとても幸せなひと時でした。
【アクティビティ】
週末は旭山動物園(旭川市)や星野リゾートトマムのミナミナビーチ(占冠村)、ファームズ千代田(美瑛町)などでたくさん遊ぶことができました。富良野は北海道の「へそ(中心)」と言われるだけあって、各方面へアクセスしやすく、1時間くらいで様々な観光施設に行くことができました。
また、滞在中に開催された「北海へそ祭り」にも行きました。地元の方々の熱い想いに圧倒されつつ、一致団結して踊る姿に目が釘付けでした。子どもたちは幼稚園のお友だちと一緒に「ちびっこへそ踊り」に参加させてもらい、富良野の文化を肌で感じることができました。
【ゼロカーボン】
NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹体験」に参加させていただきました。環境問題について理解することが難しい子どもたちにもわかりやすい言葉で説明してくださり、植物や昆虫の観察をしながら自然環境について考えるきっかけを作っていただきました。
子どもたちも一生懸命穴を掘ったり土を運んだりして、今回3本の苗木を植樹しました。子どもたちと一緒に植樹した木が数年後にどのように成長するのか楽しみです。
NPO法人 富良野自然塾のフィールドで「植樹」体験
【人】
親子ワーケーションということで、平日、子どもたちは「富良野みどり幼稚園」にお世話になりました。幼稚園の先生や園児、保護者の方は温かくフレンドリーな方ばかりで、初めての受け入れだったにも関わらずとても親切に対応してくださいました。
特に年長の娘は幼稚園のみんなが大好きになり、1学期最後の日には大粒の涙を流して別れを惜しんでいました。素敵な先生方やお友だちに囲まれて、刺激的な毎日を過ごすことができたようです。
【ワーク】
基本的には滞在先の短期滞在住宅(アパート)で仕事を行いました。Wi-Fiも快適で、モニターやモバイルバッテリーも市からお借りできたので、仕事をする上で不便を感じるようなことはありませんでした。
会議が少ない日は、気分転換に富良野図書館やCafé Lounge “EVELSA”でも仕事をしました。特に図書館は人が少なく静かで、落ち着いて仕事をすることができました。中富良野町の「まちなかオフィス」にも行きたかったのですが、今回はタイミングが合わなかったので次回チャレンジしてみたいです。
【滞在中に感じた課題】
親子ワーケーション自体が新しい取り組みとのことなのでこれから拡充するのかもしれませんが、短期滞在住宅や幼稚園・保育園に関する情報が少なく情報収集に苦労しました。訪問前にオンラインミーティングを設定いただいたことで不安は払拭できましたが、室内の写真や周辺環境、幼稚園・保育園の特色や過ごし方などの情報があると、現地での生活イメージがつきやすく、親子ワーケーションのハードルも下がると思います。
また、せっかくなので富良野で生活している同年代の家族と交流する機会が持てたらよかったと感じました。幼稚園の送迎時に保護者の方と軽く会話することはありましたが、夕方の忙しい時間帯でゆっくりお話しする機会がなかったため、滞在前や滞在中相談にのってくれるホストファミリーのような存在がいると心強いなと思いました。
【富良野でワーケーション!オススメです】
はじめての親子ワーケーションでしたが、日常では味わえない自然豊かな富良野で子どもたちと濃密な時間を過ごすことができました。都会で生まれ育った子どもたちにとって富良野での生活は驚きの連続だったと思いますが、また会いたいと思える人やまた行きたいと思える場所(=第2のふるさと)ができたのは大きな収穫だったと思います。
「今度は冬の富良野で雪遊びがしてみたい」「富良野の幼稚園に行ってまたみんなと一輪車がしたい」「市役所の担当者さんに会いたい」と次回の訪問を楽しみにしています。
豊かな自然と暮らしの利便性を併せ持つ環境で親子ワーケーションしたい方には是非おすすめです!