Furano ✖️ Workation Vol.108

富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2025年7月24日(木)〜2025年8月6日(水)13泊14日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 母+子1名 |
主な行程 | 1日目:移動、ごみ分別説明
2日目:函館観光 3日目:千歳・札幌観光、交流会 5日目:NPO法人「森のたね」 体験教育プログラム(子)、リモートワーク(母) 6日目:NPO法人「森のたね」体験教育プログラム(子)、リモートワーク(母)、北海へそ祭り見物 7日目:NPO法人「森のたね」体験教育プログラム(子)、リモートワーク(母) 8日目:NPO法人「森のたね」体験教育プログラム(子)、リモートワーク(母) 10日目:旭川観光(旭山動物園、旭川市科学館サイバル 他) 11日目:稚内観光 12日目:富良野・トマム観光(雲海テラス、ニングルテラス 他)、十勝岳温泉 13日目:富良野・美瑛観光(フラノマルシェ、ファームズ千代田ふれあい牧場 他) 14日目:移動 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション展開費用助成金 |
利用ワーク施設 | 短期滞在住宅(アパート) |
【食】
Caféゴリョウ、カレーのふらのやで外食をして富良野グルメを存分に楽しみことができました。
また、スーパーで、地元の生鮮食品(とうきびやメロン、ブルーベリー)を子供と一緒に選んで買い出しをしました。お惣菜も鮭のはらみやザンギ、子供の大好きなお寿司などどれを食べるか迷うほどの品揃えでした。
フラノマルシェでテイクアウトも利用し、のんびりと短期滞在住宅で食べることができ、充実したものとなりました。
とうきびがあまり得意でなかった息子も富良野で食べた新鮮なとうきびは格別だったようで「粒が小さくて実がつまっているほうが美味しいだって!」と地元の方に教えていただいた話をしながら食卓を囲みました。
【自然】
富良野に向かう根室本線の車窓から自然たっぷりの風に長旅の疲れが癒され、滞在初日から富良野の自然を感じました。
観光施設やスポットだけでなく、ドライブ中、思わず絵の中を走っているような綺麗な景色が広がりました。
子供と道を歩いていると沢山の虫や花との出会いがあり、てんとう虫やバッタを手に乗せて一緒に散歩できる幸せな時間、仕事の合間のリフレッシュに心地よい風に触れる時間、そんな穏やかな親子の時間が味わえるのはワーケーションならではの良さであると感じました。
観光地のラベンダー畑や各地の展望台では、ココロもカラダもリフレッシュできました。
【アクティビティ】
息子は、NPO法人「森のたね」の体験教育プログラムに4日間お世話になりました。
人見知りの息子なので初日は親子とも緊張のスタートでしたが、帰ってきた息子は「楽しかった?」と聞かずともわかる満面の笑みでした。
「森のたね」のスタッフの皆さんや地元の子供たちの優しさと明るさに触れ「森」「川」「ラフティング」などの自然体験のほか、富良野市のリサイクル・ごみ資源化の取り組みは、自由研究にもつなげられるような学びが深まる体験でした。
また、ドメーヌメゾンでは出発前から行きたがっていたヤギのミルクやり体験し、生まれたばかりの元気のよい可愛い子ヤギたちに癒され、新富良野プリンスホテル敷地内のツリーアドベンチャーや美瑛町のファームズ千代田ふれあい牧場でもアクティビティを楽しみました。
【ゼロカーボン】
NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹体験」に参加しました。
植樹場所に向かう道中、塾長の倉本聰さんの想い、富良野自然塾が行っている環境教育などの取り組みを丁寧に説明していただき、息子はカラスアゲハやトンボを追いかけ、図鑑や科学館では学べない自然の学びを親子で体感できた貴重な体験となりました。
エゾヤマザクラを植樹することで自然や資源を大切にしていこうという想いが大きくなりました。
何十年先、子供達が大人になった時も残していけるように自分自身が今、日常の小さなひとつひとつ、何ができるだろうと考える機会にもなりました。
【人】
滞在時期が重なったご家族と交流会の機会があり大変楽しかったです。
それぞれ違う地域から来市しているので、いろんなお話が出来ましたし、親子ワーケーション=子育てという共通の話題があったので、話が尽きることはありませんでした。
NPO法人「森のたね」の体験教育プログラムで仲良くなったお友達と「北海へそ祭り」にご一緒させていただき、踊りをみたり夜店でくじ引きをしたりと、楽しい夏の夜を過ごせました。
また、交流会で介護施設「すまいるふらの」の代表とご縁をいただき、施設訪問させていただきました。施設見学やお仕事の話、子育ての話をして母親の私にとっても素敵な出会いに恵まれました。
【ワーク】
主に短期滞在住宅(アパート)でフルリモートの業務となりました。面談業務が多い仕事のため、Wi-Fiが利用できて、ZOOMでのミーティングも問題なくこなすことができました。
環境も変わりリフレッシュできたのか、いつになく仕事の効率も上がり、捗ったように感じます。
【滞在中に感じた課題】
≪ワーク≫
短期滞在住宅(アパート)でのワークだったので、特に不便は感じませんでしたが、市内施設等に個室ワークブースがあると良いかと思います。
≪余暇≫
短期滞在住宅(アパート)の寝具や備品については、どのようなものが置いてあり、貸していただけるのか、サイト内の「備品一覧」をしっかり確認しておけば良かったです。※ハンガーや洗濯干しを持参しましたが、重複してしまいました(汗)。
【富良野でワーケーション!オススメです】
ワーケーションを最初に検討した段階では「夏の富良野に一度行ってみたい。」「夏休み子供に思い出をつくってほしい。」という理由でした。事前に受け入れについて丁寧な対応、親子ワーケーションガイドも活用し、安心して向かうことができました。
実際、富良野市でワーケーションさせていただき、小学生の子供が自然体験教育だけでなく、自由研究につながるような環境リサイクルについての学び、スーパーマーケットや地元のお店での食育、地域の方々とのコミュニケーション、14日間の親子ワーケーションを通して驚くほど成長をしたことが一番大きい喜びです。
お子さんが、もし人見知りなどの心配があっても、大らかな富良野の地と地元の方々たちと接することで親子ワーケーションに来てよかったと感じることと思います。
観光においても、富良野市は、北海道の真ん中(へそ)に位置しているので、旭川にも千歳・札幌にもアクセスしやすく北海道内を満喫できるのでお勧めします。