Furano ✖️ Workation Vol.101

富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2025年4月25日(金)〜2025年5月10日(土)15泊16日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 家族(妻と子ども2人) |
主な行程 | 1日目:旭川空港から移動、ルンビニ幼稚園挨拶、交流会開催
3日目:ファームズ千代田ふれあい牧場(美瑛町)で体験 4日目:ルンビニ幼稚園へ登園、ゴミ分別等の説明、地域おこし協力隊員による市内案内 5日目:ドメーヌレゾン(中富良野町)にて羊と触れ合い体験・ハイランドふらので入浴 6日目:ルンビニ幼稚園へ登園、自宅にてワーク、吹上温泉(上富良野町)で入浴 7日目:ルンビニ幼稚園へ登園、自宅にてワーク 8日目:自宅にてワーク、なんぷアドベンチャーパーク(南富良野町)訪問、市長表敬訪問、交流会開催 9日目:ファームズ千代田ふれあい牧場(美瑛町)で体験、白金温泉(美瑛町)で入浴 10日目:留萌市訪問(道の駅、長田鮮魚店、黄金岬海浜公園)、芦別温泉スターライトホテルで入浴 11日目:旭川市訪問(カムイの杜公園)、ハイランドふらので入浴 12日目:朝日ヶ丘公園で遊戯、市内ご家族とバーベキュー 13日目:自宅・富良野図書館にてワーク、ルンビニ幼稚園へ登園 14日目:自宅・富良野図書館にてワーク、ルンビニ幼稚園へ登園 15日目:自宅・富良野図書館にてワーク、ルンビニ幼稚園へ登園、交流会開催 16日目:富良野自然塾で「植樹」、旭川空港より帰宅 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション展開費用助成金 |
利用ワーク施設 | 富良野図書館 |
【食】
カレーのふらのや、回転寿司トピカルなど外食も富良野市内は充実していましたが、スーパーや産直市場「ほっかいどう広っぱ」などで旬の食材を購入し、自宅にて地元のワインと一緒に食べる食事はとても美味しく感じました。
旬のアスパラや地元で採れた野菜や卵、牛肉豚肉、北海道米などどれをとっても美味しく、子どもたちも東京にいるより食欲が旺盛で食事の時間がとても充実したものとなりました。
【自然】
毎朝、ルンビニ幼稚園へ向かう道から見える富良野岳、芦別岳などの山々は心が癒やされる景色で子どもたちにとっても新鮮な体験になったと感じております。少し観点は変わりますが、富良野市で推進している資源リサイクルに関してはとても勉強になりました。
焼却炉がないということで分別したゴミをリサイクルして再利用しているとのことですが、ハイランドふらので、ここの湯はゴミからできた固形燃料でお風呂を温めているとの説明を子どもたちにした際にはとても驚いており、普段の何気ないゴミの分別などから今後少しでも自然を大切にできるような感性を養って欲しいと感じました。
【アクティビティ】
動物に触れ合える場所や、少し足を伸ばせば温泉などがあり滞在期間では体験できないほど沢山のアクティビティがあると感じました。
温泉までの道中では富良野岳、十勝岳の雄大な景色も見ることができ、車で移動をしているだけでも癒しの時間となりました。
前回(2025年1月)は真冬の訪問で雪景色も体験できたので、次回はラベンダー、紅葉の季節にも訪問したいと感じました。
【ゼロカーボン】
NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹体験」に参加しました。
「カーボンオフセットをしながら旅をする人」というコンセプトがとても素敵だと感じました。家族として旅行を楽しみながら自然や環境保護に貢献できることは子供たちにとってもとても良い経験となりました。
植樹した苗木が育ったことを確認しに富良野市を再訪することも楽しみになり、ワーケーション助成金の必須要件としても素敵な体験だと感じました。
【人】
富良野市訪問の前段階で市役所職員には、幼稚園、短期滞在住宅(アパート)など各方面のご調整をいただき、市内滞在中は職員はじめ地域おこし隊員にも沢山のサポートを頂きワーケーション滞在中は不安なく過ごすことが出来ました。
今回のワーケーションで富良野市訪問は2回目となりますが、とても温かく迎えてくださる方がいることで半ば地元にいるような感覚で過ごすことができました。
また、滞在中、市内の朝日ヶ丘公園で遊んでいたら、子どもたちが通った幼稚園と同じ幼稚園に通っている市内在住のご家族とバッタリ会い、その日の夜はご自宅の焼肉バーベキューにお誘いいただくなど、市民との交流機会は大変貴重かつ素敵な思い出になりました。
【ワーク】
通信環境もあり、市よりモニターの貸し出しを頂けたことで短期滞在住宅(アパート)にてワークに集中する事が出来ました。
富良野図書館ではデスク・チェアもありワーケーションとして仕事を行う上での設備は整っていると感じました。
ワーケーション実施前に、オンライン面談でモニター、モバイルバッテリーの貸し出し有無を確認いただき、ワーク環境への配慮を感じました。
【滞在中に感じた課題】
上記【ワーク】に記載をした事と重複がありますが、市内に最低限のワーク環境はあると感じます。仕事環境をどこまで求めるかという部分にはなりますが、ワークスペースを運営している民間企業と比べるとやはり個室ワークブースやデスク周りの機器類などにおいて課題を感じました。
所属する企業では様々サテライトオフィスを展開する企業(例:Solotime,ZXY,H1Tなど)と提携をしておりますが、市としてワーケーションを推進する中で民間企業を誘致して富良野市内にてワークスペースを設営してもらうなどの提携があれば、より良いワーク環境となるのではないかと感じました。
※民間企業との提携においては様々な障壁があるかと思いますが記載させて頂きました。
短期滞在住宅での寝具については確認が十分必要だと感じました。子どもが居たため寝具を追加で貸出しさせて頂きましたが、部屋に備え付けの寝具に関してはマットレスのみであったため短期滞在住宅(アパート)を利用する際には部屋の設備について、いろいろ確認する必要があると感じました。
【富良野でワーケーション!オススメです】
幼少期の内から子どもには様々な経験を積んで欲しいという想いのもと、日頃より国内外の旅行含め普段とは異なる体験をする機会を意識して作っておりますが、市としてワーケーション制度を推進しているということを知ったことが富良野市訪問のきっかけとなりました。
富良野市HPにてワーケーションを積極的に受け入れていること知り、問い合わせをしたところ、市職員の方から直ぐにお返事を頂き、WEBでの打合せを通して、今年1月の訪問含め今回2回目の富良野市訪問となりました。
ワーケーションに必須である子どもを預けられる幼稚園等も複数あり、市内は生活する上で困ることはなく、少し足を伸ばせば北海道の大自然を満喫できる富良野市は子連れワーケーションにおいて、とてもオススメできる環境だと思います。
また事前に地域おこし協力隊員が作成した「親子ワーケーションガイド」を確認していたことで夫婦共に打合せが重なった際にワーク施設も迷うことなく働く場所を確保できました。近場で子どもが遊べる公園や雨の日のための屋内施設なども掲載されており、富良野市訪問前に「親子ワーケーションガイド」を確認されることをオススメします。
何よりこんなに温かくワーケーションを迎えてくださる市職員、地域おこし協力隊の方がいる市区町村は全国的に見ても珍しいかと思います。『Don‘t think. Feel. ぜひ富良野市へ!』(←こちら富良野に行けば分かります)