Furano ✖️ Workation Vol.103

富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2025年6月12日(木)〜2025年6月26日(木)14泊15日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 家族(妻+子1名) |
主な行程 | 1日目:旭川空港から移動
2日目:市内オリエンテーション(市職員&地域おこし協力隊員)、ランチ : シンバカフェ (tabelog.com)、午後 : 富良野自然塾 で植樹体験(倉本聰さん主宰) (furano-shizenjuku.com) 3日目:散策 : フラノマルシェ (marche.furano.jp)、昼食 : 回転寿司トピカル (topical-sushi.jp) 4日目:★美瑛方面ドライブ └ 展望 : 十勝岳 望岳台 (biei-hokkaido.jp) └ 白ひげの滝 → 青い池 └ ランチ : Between the Bread (biei-hokkaido.jp) └ 花畑 : 四季彩の丘 (shikisainooka.jp) ・夜食 : FURANO BURGER(テイクアウト) (furanobokujo.com) 5日目:午前ワーク(宿) ・ランチ&作業 : 富良野チーズ工房 (furano-cheese.jp) ・スイーツ : 菓子司 新谷 (yukidoke.co.jp) ・散策 : ニングルテラス (princehotels.co.jp) 6日目:午前ワーク(宿) ・昼食 : 富川製麺所 (tabelog.com) ・午後 : すまいる富良野 地域交流館(ワーク&キッズ) (smile-furano.com) ・おやつ : 雪のドーナツ (instagram.com) ・ディナー : しゃぶしゃぶ千成 (tabelog.com) 7日目:宿でワーク ・夜 : すまいるふらの 交流会(リンク同上) 8日目:宿でワーク ・ ファーム富田 → 佐藤農園(メロン直売) (farm-tomita.co.jp, satou-nouen.com) ・夕食 : くまげら (furano.ne.jp) 9日目:まちなかオフィス(中富良野)でワーク ・ランチ : 羊の丘 本店 (hitsujinooka.com) ・カフェ : カンパーナ六花亭 (rokkatei.co.jp) ・散歩 : キカラシ畑(六花亭裏) 10日目:スイーツ : フラノデリス (le-nord.com) ・午後 : 富良野演劇工場(倉本聰イベント) (engeki.furano.jp) ・メロン直売 : 寺坂農園 (furano-melon.jp) ・ワイナリー&ショップ巡り : ドメーヌレゾン / メディスンレザー / 中富良野ブルワリー (domaine-raison.com, medicineleather.com, nakafuranobrewery.com) 11日目:電車で美瑛へ → ランチ : CAFE YOMU (instagram.com) ・四季の塔 展望 (biei-hokkaido.jp) ・ノロッコ号 乗車 (jrhokkaido.co.jp) ・夕食 : カントリーキッチン風見鶏 (tabelog.com) 12日目:午前 : モーターパラグライダー体験(事業者リンク略) ・宿でワーク ・午後 : 富良野ジャム園 & アンパンマンショップ (furanojam.com, furanojam.com 13日目:雪のドーナツ 再訪(モーニングセット) → 宿でワーク → → カンパーナ六花亭 で休憩(リンク上掲) ・夜 : Furano French 岳 交流会 (tabelog.com) 14日目:早朝 : 気球体験(富良野ネイチャークラブ) 案内ページ例 → プリンスホテル告知 (princehotels.co.jp) ・宿でワーク ・ランチ : Cafe てくり (cafetekuri.official.ec) ・ファーム富田 再訪 → フラノマルシェ でおみやげ(リンク上掲) 15日目:旭川空港より帰宅 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション展開費用助成金 |
利用ワーク施設 | まちなかオフィス(中富良野町)
リトリートフラノ(宿泊施設) 富良野チーズ工房 テラス |
【食】
外食4割、自炊6割くらいで過ごした私たち。フル外食は疲れる&けっこうお高いので、自炊ができるのはかなりありがたい環境でした。「コスパ良く現地を満喫したな」、「これはリピートする」、と感じた食材・お店は、下記の通りです。
旬の恵みを満喫:富良野アスパラガス
6月はアスパラガスの最盛期。市場や直売所で見かけるアスパラは驚くほどみずみずしく、 柔らかい。アスパラは皮を剥いてたべるもの、というこれまで信じてきた常識が覆されました。新鮮なアスパラはピーラーなんて不要だったんですね…。シンプルに茹でたり焼いたりするだけで十分おいしく、滞在中の食卓にほぼ毎日上りました。素材が良いと、調理は最小限で済むのがうれしいポイントです。四季彩の丘で食べた「揚げアスパラ」も美味でした。
地元食材で彩る食卓:北海道米
宿の炊飯器で炊いた北海道産米(合計3kgほど購入)は、甘味がすごかったです。アスパラガスや地元野菜と合わせるだけで、贅沢な一皿になります。ご飯だけでおもわず食べ進めてしまうほど。外食続きで疲れた日も、軽い自炊が楽しみになりました。
ジンギスカン
「セイコーマート」は道内ならではの強い味方。「〇〇限定」と書かれた飲み物やお菓子の品ぞろえも豊富で、手軽に北海道気分を味わえます。中でも冷凍ジンギスカンはリーズナブルで味付けも良く、何度かリピートしました。
本格的なジンギスカンを食べたくなったら中富良野町の「ひつじの丘 本店」へ。衝撃のやわらかさ、クセの少なさ。3種類のお肉のうち「レギュラー」が私たちのおすすめです。景色も最高。お店の裏には”うさぎ”もいて癒されます。
富良野メロン
滞在終盤には富良野メロンが出始め、直売所をまわって食べ比べを楽しみました。「出たばかりだからまだちょっと硬いですよ」、と言われて食べたものさえ、硬さに対して甘味の強さにびっくりしました。
甘みと香りが濃く、お土産にも最適。半分にカットして救って食べると幸せ倍増でおすすめです。なお、間違っても上にソフトクリームを乗っけたりしないほうが良いです、蛇足です。メロンの甘さが死にます。あの食べ方が好きな人にはごめんなさい。
価格バグ?と心配になるほど大満足だったお店2選
たくさんのお店に行きましたが、その中でももう一度行きたい!富良野・北海道の食材を楽しめた!と感じた満足度ばつぐんのお店は下記。
・ラムしゃぶ「千成」
美味しいラムしゃぶを手頃な価格で楽しめる、コスパがバグってる一軒。追加のお肉を頼まなくても満足のボリュームでした。思わず「こんな価格で大丈夫なんですか」と店員さんに聞きましたが、大丈夫とのこと。地元の方も見受けられました。
・フレンチレストラン「岳(たけ)」
2回目の交流会で利用。シェフがとってきた野菜や、地元食材を生かしたコース料理で、富良野の旬をゆっくり味わえます。
お土産にも買った”お気に入り”
・富良野ホップ炭酸水
さわやかな香りで、そのまま飲んでも美味しいのですが、おすすめはウィスキーの角の割材として使うこと。別物に感じられてビックリでした。ちなみに、ワーケーション後に家でスモーキーめなウィスキーで試してみたら、あまり合いませんでした。
・ポテトチップス「ふらのっち」
一般的なポテチよりすこし厚くて食感が楽しめる、ような気がした一品。宿の部屋にも用意されていて、すっかりファンになりました。味は4種類。お土産用もかねて箱買いしました。
・フラノデリス「ふらのプリン」
宿から歩いて行ける洋菓子店のお店。店内に所狭しと貼られていた口コミに「このプリンを食べたら、他のプリンが食べられなくなる」と書いてましたが、本当に美味しいです。
まとめ
富良野の飲食店は、お値段お高め。自炊をする・しないに関わらず、まず旬の食材を探してみるのは皆さんにおすすめです。また、飲食店に入るときは混む時間帯を避けるのがマスト。みんなが動く時間に行くと、場所によってはかなり待つ羽目になると思います。
外食・自炊どちらも充実させることができたのは、料理ができる宿だったからこそ。長期で滞在するなら、コストの面からもキッチン設備はマストだと思いました。もし次に来るとしても、絶対にキッチン付きの宿を探します。
【自然】
いつも視界に入る「山」という背景
富良野盆地は 360°山に囲まれています。
・朝の窓辺が最高
目覚めてカーテンを開けると、視界の奥に広がる山。早朝は薄いモヤがかかり、ちょっと幻想的な景色でした。そして窓を開けると聞こえる鳥のさえずりが、毎日「気持ちいい朝だな」と感じさせてくれました。
・ドライブ中
どこを走っていても必ず山がフレームイン。遠近のグラデーションが刻々と変わり、車窓を眺めるだけで飽きません。窓を開けて走るのも気持ち良かったです。
自然の中に活かしてもらっているんだな、と何度も感じました。
パッチワークのような畑と田んぼ
美瑛のほうまで足を伸ばすと、丘陵には麦の黄、ジャガイモの緑、休耕地の茶……大小さまざまな畑と田んぼが色違いのピースのように並びます。
ノロッコ号の車窓
景色の良いスポットではゆっくり走る観光列車なので視界が流れ過ぎず、遠近の重なりをじっくり堪能できます。
キカラシ畑(カンパーナ六花亭近く)
視界いっぱいの黄色は、ほんのり甘い香りとともに記憶に残ります。
・場所 カンパーナ六花亭の裏手(案内標識なし)
・雰囲気 驚くほど人が少なく、静かな絶景スポット
・五感のメモ 菜の花に似た甘い匂い
十勝岳 望岳台(車で約 40 分)
・道中 到着するまでトイレが絶望的に少ないので、事前に済ませておくのがおすすめです。森の中を進む途中は、電波がほぼなくなることも。
・展望台 噴煙を上げる十勝岳を「見上げ」つつ、振り向けば富良野盆地を「見下ろす」二重の視点。圧巻。雄大な景色に癒されたい方は行く価値アリです。
まとめ
富良野の自然は、わざわざ“見に行く”ことをしなくても日常のすぐそばにあって 「こんな環境で暮らせたら素敵だな」 としみじみ思わせてくれました。
【アクティビティ】
富良野市での滞在中、2つのアクティビティを体験しましたので、その内容について報告します。
体験①:モーターパラグライダー体験飛行
「MPGそらち」が運営する「モーターパラグライダー体験飛行 in 富良野」を体験しました。
これは事前に計画していたものではなく、市内の「六花亭」のカフェを訪れた際に、偶然空を飛んでいる機体を見かけて興味を持ったのがきっかけです。私自身、過去にパラセーリングを体験して楽しかった記憶があり、富良野の景色も空から楽しみたいと考え、夫婦で参加することにしました。
この体験飛行は、特別な年齢制限はなく、過去には80代の方も参加されたことがあるそうです。体重が30kg程度あれば参加可能とのことで、幅広い年代の人が楽しめるアクティビティです。また、操縦はすべて経験豊富なインストラクターの方が行ってくださるので、私たちは景色を楽しむことに集中でき、安心してフライトを満喫することができました。
インストラクターの方にサポートいただき離陸すると、高度約400mでの約15分のフライトが始まります。眼下にはパッチワークのように区画された畑が広がり、季節の花であったキカラシの黄色が印象的でした。また、360度どこを見ても十勝岳連峰などの山々に囲まれており、高い建物に視界を遮られることのない、富良野盆地の地形を肌で感じることができました。これは、ドローンで撮影した映像を見るのとは異なり、自身の目で直接風景を捉え、風を感じる貴重な体験でした。
料金は1人13,500円でしたが、この唯一無二の体験で得られた価値を考えると妥当だと感じ、夫婦で「また体験したい」と話しました。
体験②:富良野熱気球体験搭乗
滞在中には、「富良野ネイチャークラブ」が運営する「富良野熱気球体験搭乗」も体験しました。
私たちが体験したのは、ロープで係留された状態で地上約40mまで浮上する形式で、フライト時間は約5分間でした。しかし、公式サイトによると、気象条件などが揃えば、係留ロープを外し、風まかせで富良野の広大な景色の上を遊覧飛行するフリーフライトも可能とのことです。
この体験の最大の魅力は、年齢制限がなく、0歳の息子も一緒に搭乗できた点です。家族全員で空からの景色を共有できたことは、良い思い出になりました。料金もモーターパラグライダーより手が出しやすい価格で、気軽に体験できる点も魅力です。また、間近で見るバーナーの炎の熱や「ゴォーッ」という音の迫力は、熱気球ならではのものでした。
一方で、モーターパラグライダーで上空からの開放的な景色を体験した後だったため、景色の見え方という点では少し物足りなさを感じ、個人的には気球の方が少し怖さも感じました。しかし、それを補って余りある、家族での特別な体験となりました。
まとめとアドバイス
今回の滞在では、動的な「モーターパラグライダー」と、静的な「熱気球」という、対照的な2つの空のアクティビティを体験することができました。
これからモーターパラグライダーを体験する方には、2点ほどお伝えしたいことがあります。まず、人によっては乗り物酔いに似た感覚になる可能性があるため、心配な方は酔い止めを準備しておくと安心です。次に、フライトは当日の風の強さや向きに大きく左右されるため、催行できない場合に備えて、滞在期間のなるべく早い日程で予約することをお勧めします。
【ゼロカーボン】
NPO法人富良野自然塾が企画するゼロカーボントラベラーの「植樹体験」に参加しました。
プログラム概要
・主催:富良野自然塾(作家・倉本聰 主宰)
・体験内容:森の再生を目的とした植樹
・植樹本数:イタヤカエデ 1 本(もう1種類選択肢あり)
当日の流れとハイライト
1.集合・装備
集合場所で長靴をお借りし、専任ガイドさんとご挨拶。
2.森へ歩きながらミニ講座
道中で「栄養価の高い土1cmができるのに100年かかる」など、土と植物の奥深い話を聴講。
3.イタヤカエデを植える
家族でスコップを握り、一本の苗木をそっと土に。手に残る湿り気と土の匂いが印象的。
4.森カフェタイム
作業後は特製のお茶を飲みつつ、キツツキのドラミングやキタキツネの姿を観察。帰路ではエゾリスにも会えました。
日々を過ごす中で、環境のことに思いを馳せる時間は多くありません。今回の植樹体験で、自分は地球や自然からもらってばかりだな、と感じました。普段の生活から、「もっと環境のためにできること」を探したくなる体験です。
ガイドの女性がすごく自然が好きなことが伝わってくる熱量で、どの話も面白く1度と言わずまた参加したくなるイベントでした。
【人】
今回の滞在では、富良野の雄大な自然だけでなく、その土地に根ざして活動するさまざまな「人」と出会う、貴重な機会を得ることができました。観光客として訪れるだけでは得られない、一歩踏み込んだ交流について報告します。
交流①:滞在の始まりを支えてくれた出会い
富良野に到着した翌日、早速この滞在を豊かなものにしてくれる出会いがありました。本事業の担当職員と、地域おこし協力隊員です。お二人とは、実は滞在前からZoomでの打ち合わせやご挨拶をさせていただいており、実際に直接お会いできることを楽しみにしていました。
そのお二人が、私たちのために時間を割いてくださり、実際に車を運転して市内の様々なスポットを巡りながら、地元の方ならではの視点からおすすめの飲食店や絶景スポット、旬の食べ物、さらにはワーケーションに利用できる施設などを丁寧に案内してくださいました。
このおかげで、私たちは滞在初日から富良野の多様な魅力を具体的に知ることができ、その後の2週間の計画をより充実させることができました。
交流②:土地のプロから聞く、まだ見ぬ富良野の魅力
アクティビティでお世話になったインストラクターの方々との会話も、富良野の奥深さを知るきっかけとなりました。モーターパラグライダーや熱気球の担当者の方々は、口を揃えて「冬はまた違った魅力がある」と、冬ならではの自然の表情やアクティビティの楽しさを語ってくれたことが記憶に残っています。
私たちがまだ知らない富良野の一面を聞き、季節を変えてこの地を再訪してみたいという気持ちを持たせてくれました。
交流③:多様な視点が集う「交流会」での刺激
滞在中に2度参加させていただいた交流会は、今回の滞在を象徴する体験となりました。そこには、私たちのようなワーケーション参加者だけでなく、地域おこし協力隊として活動する方、東京から富良野にUターン移住してきた方など、多様な背景を持つ人々が集い、さまざまな視点から富良野について知ることができました。
特に印象的だったのは、「フラノデザイン」代表の方です。深くお話しする時間はなかったものの、ご自身の地元である富良野を盛り上げようと情熱的に活動されている様子は大きな刺激となり、私たちにとって地域との関わり方を改めて考えるきっかけとなりました。
交流④:地域のお店での心温まる出会い
計画された交流だけでなく、日々の暮らしの中で立ち寄ったお店での出会いも、この滞在を彩ってくれました。特に印象的だったのは、中富良野町で訪れた、革製品と自家焙煎のコーヒーを扱う”Medicine Leather(メディスン レザー”)です。
中富良野の町議でもあり、温かい人柄の店主さんとお話しする中で、こだわりの商品についてだけでなく、この土地での暮らしの魅力も聞くことができ、心温まるひとときを過ごしました。こうした一つ一つのささやかな会話が、旅先での時間をより思い出深いものにしてくれることを実感しました。
交流⑤:事業を支える人々との関わり
初日に市内の案内をしてくださった市職員さんや、「和み村」「すまいるふらの」を運営するスタッフさん、託児所のスタッフさん等には、滞在期間全体を通じても親身にサポートいただきました。
事業の運営に携わる方の想いに触れることで、この取り組みへの理解が深まると同時に、私たちが温かく迎え入れられていることを実感し、安心して滞在することができました。
まとめ:出会いが深めた理解と、今後のプログラムへの期待
これらの交流を通じて、富良野は単に美しい観光地なのではなく、さまざまな立場の人が熱意を持って創り上げる「生きたコミュニティ」であることを実感しました。
そして、素晴らしい出会いは、大きな満足感とともに「もっとこの土地を深く知りたかった」という課題感も与えてくれました。帰る直前の交流会で、他の参加者の方が「1日スナック体験」で働く側として地元の方々と交流したという話を聞き、大変興味を惹かれました。もし、このようなユニークな体験の機会について滞在の早い段階で知ることができていれば、私たちの富良野での時間はさらに豊かなものになっていたかもしれず、ぜひ挑戦してみたかった、というのが正直な感想です。
これは、今後のプログラムに対する要望でもあります。これから参加される方で、もし地元の方と深く関わる体験に興味がある場合は、早い段階で担当者の方に積極的に相談してみるのがお勧めです。人との出会いが、今回の旅を忘れられないものにし、そして次の富良野への旅への、明確な動機付けとなりました。
【ワーク】
基本的に仕事はほとんど宿泊施設内でおこないました。普段の旅行であれば、パソコンのモニターは自分で携帯用を持っていく必要があるなか、市から1人1台モニターをお借りできたことはとてもありがたかったです。
宿の机が大きかったことも、普段の旅と比較して働きやすかったです。
【滞在中に感じた課題】
▼Work
1人1台モニターを貸し出してもらえて、とてもありがたかったです。
おすすめのワーク場所も教えてもらいましたが、モニターを借りられる中富良野町の「まちなかオフィス」以外にはあまり行こうという気になりませんでした。
余談ですが、木の下でワークをするのはおすすめしません。私たちはチーズ工房のテラスでPCを広げてみましたが、虫やいろんなものが落ちてきて、集中できないことを知りました。
託児の時間が延長しても15:30までなので、小さい子連れ、かつ普段と同じくらいの仕事量でいくのは難しいかもしれなません。
▼Vacation
飲食店の価格が高く感じました。長期の滞在になるとコストがかさむので、補助が出るとはいってもハードルが上がる理由がわかるな、と思います。
また、移動の基本が車で、交通の便はイマイチな印象でした。運転できない人だけで訪れると、宿のエリアによっては厳しいものがありそうです。タクシーもあまり多くなく、夜になるとそれが顕著になるようです。
【富良野でワーケーション!オススメです】
「梅雨時期に北海道に逃げるの、よくない?」
と話して応募を決めた富良野ワーケーションでしたが、総じて大満足の2週間でした!
こんなに長く1箇所に滞在しながら働き、リフレッシュしながら費用面でもそれ以外でもサポートしてもらえる機会なんて、そうありません。子どもが託児所でも、どこに行ってもずーっと楽しそうにしているのがとても嬉しかったです。普段よりも託児の時間が短い分、色んな場所に出かけてたくさんの思い出を作ることができました。
「世に広まると応募が殺到してしまうのでは…」と思いつつ、色んな人におすすめしたい制度です。
・仕事の合間に自然に癒されたい人
・1箇所に住まうような滞在を経験してみたい人
・梅雨や花粉の時期などに本州から逃げたい人
・2拠点生活や移住に興味がある人
・富良野に来たことがない人
ぜひ、検討してみてください。
★滞在中の様子はYouTube動画でも公開していますのでご覧ください。