ワーケーションフラノ

EXPERIENCE
体験記事

Furano ✖️ Workation Vol.33

富良野でワーケーションした方の体験談です!

期間 2022年8月7日(日)〜2022年8月11日(木)4泊5日
滞在地(市町村) 富良野市
同行者の有無 子供
行程 ※親・子のそれぞれのスケジュール
利用支援制度 富良野市ワーケーション実証費用助成金
利用ワーク施設 ホテル ナトゥールヴァルト富良野(テレワークラウンジ)
中富良野町 まちなかオフィス
富良野自然塾(屋外テント)
南富良野町キッズコムファーム事務所

【食】

富良野といえば、野菜に果物にチーズにスイーツにワイン!地元の食材で作られた絶品グルメも魅力です。今回は親子でフレッシュチーズ作りを体験したり、息子が掘ったお芋でカレーを作ったり、親子一緒に釣ったアメマスを塩焼きにして食べたり、おやつに採れたてメロンを贅沢に1/2サイズに切って食べたりと、普段の観光ではなかなか体験できないことがたくさんできました。中でも、富良野自然塾でいただいた、エゾジカ肉はクセがなく、絶品でした!泊まったホテル(ナトゥールヴァルト)の朝食も種類が豊富でとても素晴らしく、富良野の大自然をめいっぱい楽しめました!


富良野自然塾にて

【自然】

ラベンダーが有名な富良野ですが、大自然は誰もが知るラベンダー畑や富良野盆地だけではありません。今回は魚釣り、鳥沼公園のボート、南富良野町シーソラプチ川のラフティングと、水の遊びを満喫しました。大自然相手とあって天気がなかなか読めないものの、晴れに恵まれる時間が多く、富良野に住む小さな生き物たちにもたくさん出会えました。息子は、ずっと会いたかった『エゾサンショウウオ』を26匹も捕まえることができました。じっくり観察したのち川に返し、大自然で生きる命の大切さを学びました。


たくさん捕まえたエゾサンショウウオ

【アクティビティ】

親子ワーケーションだったので、日中は親子別々に行動する時間が多く、特に息子はたくさんの自然体験をしました。初日は南富良野町のキッズコムファームで野菜収穫や釜戸での炊飯、カレーづくりをし、2日目3日目は富良野自然塾で魚釣りをしたり、馬のお世話や水辺の生き物を探しました。親子で体験したラフティングは、人の手が全く入っていないシーソラプチ川の大自然と噂に聞く激流のスリルを満喫しました!自然のアウトドアが充実している富良野ですが、雨の日でも楽しめる室内でできること(チーズづくり、ガラス工芸品づくりなど)もあるのが魅力だと感じました。


親子で参加したラフティング

【人】

出会う人みなさんとても親切で温かく、これも富良野の良い思い出です。特にホテルの方は北海道弁でフレンドリーに接してくださり、北海道出身者としては特に懐かしかったです。また、「ラジオふらの」の10分番組に親子で収録参加させていただいた際には、地域おこし協力隊のお二人が親切にナビゲートしていただき、最初は緊張していた息子もリラックスして楽しい時間を過ごさせていただきました。「ラジオふらの」が入っているコンシェルジュフラノ1Fにあるカフェ「バリスタートコーヒーフラノ」のマスターも心遣いが素敵で心に残っています。


ラジオ出演の様子

【ワーク】

ホテル(ナトゥールヴァルト)に今年オープンしたテレワークラウンジは24H自由に使えてコーヒーも飲み放題(スナックあり)で、快適でした!集中してオンライン会議ができる個室ブースは全体が木でできていて、いい香りに包まれて快適でした!雨の日はホテルから出ることなく快適にワークできるのも魅力ですし、親子ワーケーターにも便利だと思いました。今回は晴れていたので、富良野自然塾のフィールドにテレワーク用のテントを用意していただき(電源あり・Wi-Fiも別料金で対応可能)、半日快適に仕事ができました。途中、キタキツネが近くに遊びにきてくれて、これもまたいい経験でした!


ワークの様子

【滞在中に感じた課題】

あくまで「親子ワーケーション」の感想や課題感になりますので、今回に限ったことではありませんが、以下3点

1)親の「ワーク量」は最小限

期間中、子どもをキャンプ等に参加させて宿泊も別にしていれば親は自分のペースで仕事ができますが、そうでない場合、保育園や学童のように終日まるっと預けるわけではない(部分的に親と一緒にアクティビティをしたり、昼食だけ合流したり)ので、持ち込む仕事量は調整しておくのがベスト。繁忙期や、大きな商談などが入っている時は避けた方が無難です。

 

2)親の「ワーク集中時間」は夜or早朝になりがち

1)に関連し、“細切れワーク”で働く時間を分散する前提でいたほうがいいです。今回は、昼食は一緒に食べる計画でしたが、BBQやカレーづくりにしていたので、お昼休憩は1Hだと足りません。ご飯の炊き上がりが想定していた時間に合わず、13時半に予定していた社内MTGを30分ずらしてもらったり、子どものアクティビティによって、ワーク途中で様子を見に行ったり呼ばれたり(その場で軽くアクティビティを一緒にしたり)、で業務が急に途切れることがあり、日中のワークは2時間半ほどまとまって集中できつつも、予期せぬところで中断してしまったのはやや残念でした(とはいえ想定の範囲内)基本的に集中したい業務は夜か早朝にまとめていました。睡眠時間が短めになるのは仕方ないかなと思いつつ課題に感じました。

 

3)個人参加だと費用が割高になりがち

子どもを預かってもらう体験型プログラムは数家族グループで参加したほうが安くなります。今回は、現地で開催されているキャンプやイベントとタイミングが合わず、私たち家族オリジナルのプランを作ってもらったため、費用面では割高になりました。ただ、天候に応じて当日までかなり細やかにやりとりして臨機応変にプログラムを変更できたのは個人プランならではだと感じたので、一長一短というところでしょうか。

【富良野でワーケーション!オススメです】

「富良野」は、富良野市だけでなく、中富良野町、上富良野町、南富良野町など町ごとにそれぞれの「富良野」の魅力があります。レンタカーがあれば、隣町の中富良野町は15分ほどで着きますし、道も広く、車の流れもスムーズで運転しやすくとても快適です。仕事終わりにふらっと中富良野町に出かけ、ラベンダー畑から広大な富良野盆地を眺めましたが、とても贅沢な気分でした!

富良野は食・観光・アクティビティ・地元の方との交流機会において魅力と機会がたくさんあるので、中長期滞在がおすすめです。今回4泊5日でしたが、これでも短く感じるくらいで、「あと2泊あればあれもできたな、これもできたな」という気がしています。

今回は親子ワーケーションで、日中は親子別々で行動していましたが、子どものみ現地キャンプ(2泊3日くらい)に預けてしまえば、親のワークがよりスムーズだったのかなとも思い、来年は違った形で実施したいと思います。

ワーク環境は、駅前の「コンシェルジュフラノ」をはじめ、ワーケーションに適したホテルもたくさんあり、また、屋外ワークも可能な場所もあるので、ワーケーションが初めての方でも安心して滞在できると思います。

夏だけでなく、冬のワーケーション滞在も機会があればチャレンジしてみたいです!

この記事のタイトルとURLをコピーする