Furano ✖️ Workation Vol.56
富良野でワーケーションした方の体験談です!
期間 | 2023年10月5日(木)〜2023年10月8日(日)3泊4日 |
滞在地(市町村) | 富良野市 |
同行者の有無 | 会社の同僚 |
行程 | 1日目 午前中:移動 15時:ホテルチェックイン後、ホテルにて仕事 19時:夕食兼ワーケーション実証参加者交流会 2日目 終日:仕事 3日目 午前中:ぶどう収穫 午後:観光 4日目 午前中:植樹 |
利用支援制度 | 富良野市ワーケーション実証費用助成金 |
利用ワーク施設 | コンシェルジュフラノ |
【食】
ワーケーション実証参加者交流会の場となった「Furano French岳」では、富良野の食材を主に使用しているとのことで、どのお料理も彩り豊かで、お皿はモノトーンで統一されていて、そのコントラストも素敵でした。前菜からデザートまで味付けもちょうどよく、焼き立てのテーブルパンも美味でした。今度は別の季節に訪れて、その時の旬のお料理を味わいたいです。
ランチで訪れたお店では、初めて「ふらの牛乳」に出会いました。優しい甘みと適度な濃度でとても飲みやすく、富良野名物の「富良野オムカレー」にもマッチしていました。
【自然】
秋に入り一気に気温が下がった時期に来道。空気が澄んでいて寒さが心地よく、また、ホテル周辺の歩道ではコスモスが綺麗に花を咲かせていました。
週末に富良野市近郊をドライブしましたが、所々で紅葉が始まっていて、一足先に秋を満喫した気分になりました。
【アクティビティ】
ワイン用のぶどう、ツヴァイゲルトレーベの収穫を初体験しました。垣根栽培のぶどうを見るのも初めてで新鮮でした。瞬く間に1時間が経過するほど集中して作業していたのにほんの少しの量しか収穫できず、改めて、日々収穫している皆さんのご苦労あってのワイン造りであることを実感しました。富良野で長年収穫されているベテランの皆さんは、各々自前の腰かけを持参されていて、はさみの先端をうまく使ってテンポよく収穫されていたのが印象的でした。収穫しながらつまみ食いさせていただきましたが、美味しいワインができると言われているゾーンから収穫したぶどうは、濃厚で甘くておいしかったです!
今回収穫したぶどうが美味しいワインになって、たくさんの人に楽しんでいただけますように。
【ゼロカーボン】
富良野自然塾で実施している環境教育プログラムのうち、植樹の体験をしました。使われなくなった土地に樹を植えて、何十年後かに森にしようという取り組みで、なかなか個人で気軽に参加しにくい体験ですので、今回のワーケーションと組み合わせてグループで参加できる良い機会を与えていただきました。環境保全は、一人ひとりが心がけて実践する「小さい前進」と、それよりも少し大きな歩幅で前進できる自治体や団体等での取り組みの両方があって、どちらも大切だと思います。
今後もこのような活動に積極的に参加していきたいです。
【人】
ぶどうを収穫していた皆さん、レストランやお店の店員さん等、富良野に訪れる人を温かく迎え入れていれる雰囲気を感じました。
富良野が好きで、富良野の良さを訪れた人に伝えたい人に出会えました。
【ワーク】
宿泊施設から徒歩3分のところにある、コンシェルジュフラノ1階のフリースペースと、同じく1階の「カフェラウンジEVELSA」を利用しました。EVELSAはFree Wi-Fiや電源、延長コードが用意されていて、静かな雰囲気でした。他にもカフェ利用者がいましたが、周囲は全く気にならず、仕事がはかどりました。
フリースペースでは、少人数で会議を行っていたり、学生が放課後に集まってお喋りしたりする場所としても利用されていました。皆さんが節度をわきまえて会話されているので、仕事の妨げにはなりませんでした。
【滞在中に感じた課題】
滞在中の課題ではないかもしれませんが、今回のプランは平日が移動日になっていたため、平日の夜もしくは休日が移動日のプランがあっても良いと思いました。
【富良野でワーケーション!オススメです】
富良野は東京と比較して圧倒的に人口が少ないので、人混みから解放されてリラックスできました。視界に入ってくる情報も、人工的なディスプレイの動画や文字ではなく、大きく広がる自然の景色がたくさん見られるので、人デトックス、デジタルデトックスが出来ました。騒音の心配もないので、静かに仕事をしたり、のんびり読書をしたりするのにも最適です。
富良野と言えば「ラベンダー畑」以外の魅力を語れない人も多いと思いますが、ワーケーションで訪れて一定期間滞在することで、富良野の居心地の良さや、近郊の観光地へのアクセスの良さを感じていただけると思います。