ワーケーションフラノ

EXPERIENCE
体験記事

Furano ✖️ Workation Vol.57

富良野でワーケーションした方の体験談です!

期間 2023年10月5日(木)〜2023年10月8日(日)3泊4日
滞在地(市町村) 富良野市
同行者の有無 会社の同僚
行程

1日目:・移動(新千歳空港→富良野)
    ・コンシェルジュフラノでオリエンテーション
    ・ワーク、ワーケーション参加者との交流会、ワーク
2日目:・ワーク
    ・同僚とドライブ
    ・観光(十勝岳望岳台、白ひげの滝、
かんのファーム、
     クリスマスツリーの木、旭山動物園等)
    ・夕食、ワーク
3日目:・ワイン用ブドウ収穫体験、チーズ工房
    ・市役所の担当者様と観光(ジェットコースターの路、
     青い池、鳥沼公園、布部駅、ニングルテラス等)
    ・夕食
4日目:・植樹、フラノマルシェ
    ・移動(富良野→新千歳空港)

利用支援制度 富良野市ワーケーション実証費用助成金
利用ワーク施設 ラビスタ富良野ヒルズの客室

【食】

到着初日は生憎の天気だったことも相まって、夜だけでなく日中も街中は閑散としていた。しかしながら、お薦めされた店に行くと店内は予約で満室、中には平日昼間1時間並んでも入れない人気店もあることを知った。富良野ならではの地元特産の野菜・食材が美味しいからだろう。そこには同年代でフレンドリーに話しかけてくださる方もいて、アットホームな雰囲気だった。

特に印象に残ったのは「千成」のラムしゃぶ。臭みがなくて食べやすく、東京近郊では考えられないコスパの良さだった。富良野に訪れる方にはオススメしたい。


千成のラムしゃぶ

【自然】

富良野から車で30分程移動すれば自然がいっぱい、マイナスイオンを浴びてリラックス効果がある。美瑛は綺麗なお花畑もあって、その景色を眺めて同僚とお喋りしながらドライブしているだけでわくわくした。道中ではキタキツネにも遭遇した。そんな中でも特に「クリスマスツリーの木」が素敵だった。広大な土地に凛と立つ姿がシンプルに美しかった。今度は冬に訪れて雪に覆われた姿も見てみたい。


クリスマスツリーの木

【アクティビティ】

富良野市の直営圃場でワイン用ぶどう収穫を体験した後、工場見学で収穫後の一連の流れを教わり、試飲を堪能した。2時間弱黙々と作業しても初心者だと収穫カゴに半分程度だったが、プロのハサミさばきは見事なものだった。1番成り(収穫対象)と2番成りを食べ比べたり、赤ワインと白ワインの製造工程の違いも学んだ。私はふらのワインの「羆の晩酌」が気に入って、お土産に買った。くまさんの可愛いラベルは「北の国から」等の脚本家である倉本聰先生の娘さんがデザインしたそうだ。家族からも好評だった。工場直売店では、街中で出回っていない2021年ものを購入できたので、近くを訪れる際はぜひ一度足を運んでほしい。


ワイン用ぶどうの収穫体験

【ゼロカーボン】

「旅行をしたら、木を植えよう」こんな素敵な取り組みがあるのも富良野の魅力の一つだ。頭ではなく五感で感じる自然、地球46億年の歴史。旅行が大好きな私にとって、非常に新鮮ではっとさせられた。一個人の試みは微力だが、今一度、限りある自然を心にとめて日々丁寧に過ごしていきたい。こんな想いを抱けたことこそ、富良野自然塾で植樹した意義は大きかった。女優の杏さんが植えたという場所の隣に、私はイタヤカエデを植えた。植樹後に届いたゼロカーボントラベラー認定書は今では宝物だ。


植樹体験

【人】

富良野には「北の国から」の聖地があちこちにある。誰もがわかる名シーンは知っていたが、同僚に教わりながらロケ地を巡るのがとても楽しかった。20243月に廃線となる布部駅には毎日ファンが訪れているそうだ。夕食に訪れたお店「炉ばた」では店主が撮影に使われた話を教えてくれた。聖地が人と人を繋いでいるのだろう。今回初めて訪れたけれど、どこか懐かしい感覚と人の温かみを感じた。

【ワーク】

ネットワーク環境に支障はなく、モニターとモバイルバッテリーをレンタルしたので、普段と大差なく仕事ができた。ふと見上げると、窓から自然を眺められる非日常に癒された。


ワークの様子

【滞在中に感じた課題】

Work(仕事)面
宿泊先の客室はワークだけを目的としていないので、机にノートパソコンとモニターを置くのがギリギリだった。もう少しスペースにゆとりがあると、仕事が捗ると思う。また、電話をしながら仕事することを想定して、セキュリティーの観点から、客室以外にも個室スペースが拡充されることを期待したい。

Vacation(余暇)面
今回私は、ワーケーション経験者を含む頼もしい同僚と参加し、市役所の担当者様がきめ細やかにサポートしてくださったので、困ることはなかった。しかし、駅前はひっそりとしていて、且つ街中に看板などの目印が少ないので、初めて訪れたらどこに何があるか分かりにくいと思う。今後は標識の設置を提案したい。ワーケーションで訪れる人も、そうでない人も、地元発信情報にアクセスできる手段があるとより親切だと感じた。

冬の富良野スキー場の雪質は、北海道有数のパウダースノーだと聞いた。北海道のゲレンデと言えばニセコ、ルスツというイメージが強いが、シーズン中は国内外からのスキーヤーで大変混み合うので、比較的空いているゲレンデは魅力的だと思う。リフト券が高いことやオーバーツーリズム問題もあるので難しいかもしれないが、Winterシーズンこそワーケーションを最大限に活用でき、お互いにとってWin-Winの関係性を築けるのではと感じた。

【富良野でワーケーション!オススメです】

富良野は四季折々の自然を感じられるので、定期的に実施できたら仕事にも活きるのではないだろうか。34日と短期間でも非常に充実した時間が過ごせたので、初めてのワーケーションが富良野で良かった。

同僚とワーケーションをすると、普段知り得ない新たな一面も垣間見れて、親睦が深まった。ワーケーションはWork(仕事)とVacation(余暇)を掛け合わせたイメージだったが、プラスαの効果があったと思う。市役所の担当者様に大変感謝している。富良野でのワーケーションをご検討されている方に是非オススメしたい。

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