ワーケーションフラノ

EXPERIENCE
体験記事

Furano ✖️ Workation Vol.55

富良野でワーケーションした方の体験談です!

期間 2023年10月5日(木)〜2023年10月8日(日)3泊4日
滞在地(市町村) 富良野市
同行者の有無 知人
行程 1日目:午前移動・午後リモートワーク・懇親会
2日目:リモートワーク
3日目:アクティビティ
4日目:アクティビティ・移動・札幌にて別件の会合
利用支援制度 富良野市ワーケーション実証費用助成金
利用ワーク施設 コンシェルジュフラノ
富良野市複合庁舎

【食】

牛乳は学校給食の経験で苦手でしたが、ホテルの朝食に出てきた「ふらの牛乳」は濃厚で美味しかったです。

富良野チーズをチーズ工房で食べてみましたがナチュラルな味わいでしたが、ピザになるとたまねぎとはちみつがコラボしてとても美味しかったです。

市役所に隣接する「カレーのふらのや」は観光客らで賑わい、平日14時頃に行ったのに外まで並んでいました。恐らく地元の大阪だったら、どんなに美味しくても並ばないでしょう。市役所内でリモートワークしてちょうどいいタイミングで頂きました。

冬シーズンになるとインバウンドのスキーヤーなどで賑わう居酒屋「炉ばた」を電話予約で入店しましたが、鮭やタラの白子のほか、アイヌネギの餃子と土瓶酒(熱燗)が美味しくて最高でした。


満喫した“食”

【自然】

天候に恵まれず、素敵な写真撮影はできませんでしたが、10月上旬に旭岳・黒岳、十勝岳連峰の山頂にかけての初冠雪を見ることができて感動しました。
やはり北海道の魅力って「自然」だと思いました。

上富良野町の「ジェットコースターの道」も雄大な大地の賜物であり、日本とは思えない景色が最高でした。美瑛町の「白ひげの滝」は、普段、滝は下から眺めますが橋の上から眺める光景も違った魅力を感じました。


魅力の自然

【アクティビティ】

ワイン用「ぶどう」の収穫体験は初めてでした。 一般的に「ぶどう」は目線より上になっているのですが、ワイン用ぶどうは雪対策などで腰より低い位置になっていて、しかも2段目は糖度が低いことからワイン原料に使わないようで、 下になっている「ぶどう」は生食用と変わらず濃厚で甘かったです。収穫の留意点として、「ぶどう」の房が重なっていると風通しが悪くなり、かびが生えやすく、これをハサミで落としていくと、元の大きさの1/4位の房があったりします。ワイン用「ぶどう」の収穫体験を通して、かび部分の除去など、ワインの品質を保つ上で、収穫や仕込みの前の選別はデリケートな作業工程であることを知りました。


植樹、ワインぶどうの収穫体験

【ゼロカーボン】

これまでゴルフに興味がなく無関心でしたが、今回は閉鎖されたゴルフ場を森に還す「植樹」活動に参加したので少し調べてみました。

調べているとPositive/Negative、様々な立場の考え方があるようです。

Positive派は「森林を切り開いていることが、自然破壊なのだ。という意見もありますが、これも全く的外れなのです。専門家に聞けばわかりますが、森や山は、人が手を入れずに放置しておくと、徐々に疲弊して荒れてしまう。」という記述もありますが、果たしてそうなのかと思いました。

富良野ではありませんが、今年3月に知床のトレッキングに参加しましたが、ガイドさんから公開されていないエリアを案内してもらった際に、そこでは森は自然に循環していました。生存競争に勝ち抜いて大きく育ったもの、負けたけど枯れてキノコに分解されて土に戻るもの。土に戻るものが粘土質の土壌を豊かにしていました。「植樹」などカーボンオフセットに関わることに意義があるものと感じました。

【人】

地元事業者とNPOスタッフなど、全く関係ない人達に加えて日本語がnative level のアジア出身のワーケーション実証者らと異業種交流会を開いてもらいました。知り合う接点が仕事関係と異なると関係性も変わると感じました。その意味でも勉強になりましたし、交流も深まりました。

富良野自然塾のスタッフの方の説明は上手過ぎで、人を惹きつけるトーク術に感心しました。


富良野自然塾にて

【ワーク】

リモートワークの環境に特段の問題はなく、快適に業務を行いました。

周りに人も少なかったので、機密を気にしない程度の技術情報Web会議はスピーカーフォンで、すこし気になる情報に触りそうなものはイヤホンで扱いました。

フルリモートワークの日は雨でしたので、余暇を楽しむ誘惑も無く、ある意味良かったです。


ワークの様子

【滞在中に感じた課題】

参加すると決めるまでが課題のような気がします。

今回は新千歳空港までの送迎があり、点在している観光スポットへの案内など、手厚いサポートがありました。空港送迎と宿泊費補助は分かりやすいのですが、実際に参加してみると市役所の手厚いサポートやローカルの方々との交流・懇親などは実証前に分かると良かったかもしれません。

ワーケーションを業務扱いとして認めている会社は少なく、働く場所がフリーになっても旅費は自己負担のケースが多いかと思います。税務的には課税所得の外にある「出張旅費」が使えないのが今後の課題かと思います。

余暇の課題として、我々年配者は若い人と違って余暇の過ごし方が下手だと思います。スキーや登山など明確な趣味を持っていたら、仕事と余暇のオンオフを使って充実したワーケーションを実証できるかと思いました。

【富良野でワーケーション!オススメです】

今後、取引先を訪問した際に、富良野でのワーケーション実証を話題にしながら地方テレワーク・ワーケーショントークをしたいと思います。また、富良野滞在中、クライアントからの電話で「今、富良野にいます」と伝えたら、「さすがアクテイブにされていますね!」とリアクションがありました。

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